HORながとろろ通信

捨てうさぎ・・・その後。

「誰だ！うさぎを捨てたのは！！」のエントリーをご覧になられた方でコメントをくれた方々、問い合わせをいただいた方々、ありがとうございました。

きっと、どうなったんだろうと心配している方が多いのでは？

今後のことも考えさんざん悩みましたが、事実を公表しなければと思いまたまたエントリーすることを決めました。

先日、ながとろろに捨てられていたうさぎさん（ミニうさぎ、男の子、パンダのような模様）は置いてかないで、抱っこして・・・のしぐさに後ろ髪惹かれた挙句、一旦うさぎ小屋で様子をみようと決め、本当はその場で保護しました。様子を見て「信頼できる里親さん」を店頭で探す予定でした。

ちょうど、先週末はメンバーさんとのBBQを予定しており、この子の今後を皆でお話できればと思っていました。
オープンの準備の為、前日からスタッフと共にながとろろに滞在。
朝のお掃除をしていると一本の電話。

「「○○○○愛護協会」ですが、そちらに捨てうさぎがいるとのことで、一般の方から通報があり、本日、そちらへ保護委員が向かっています。向かっている折、一報をと思い連絡させていただきました。」

一方的に電話口で話され、私としてもどう応えたらよいか迷いました。

「捨てうさぎのことですが、ブログには助けることは出来ませんと書きましたが、それは捨てるような人へメッセージです。放っておくことなど、人として生き物を扱う者としてありえませんよね。その場で保護しこちらで管理していますよ。今日はたまたまこちらにいたけれど、通常は店頭にいるので、前もって連絡して貰いたかったです（キッパリ）。」

「そうでしたか・・・それは申し訳ございませんでした。保護委員が向かっていますので、その後は、会で里親を募集しますので、保護委員が連れ帰ります。」

「・・・？。」
（よく話が理解できないな。もうこちらに向かっているようだし、保護委員の方が来たら詳しく話を聞いてみるか）

「でわ、宜しくお願いします。」
「わかりました。」

と電話を切り、保護委員の方が来られるのを待っていました。
保護委員の方は昼頃到着。
ウサギ用のキャリーを持って来られていました。（はなから持ち帰り、もしくは保護（捕獲）をするような感じ）。

大切なお話をする前に「うさぎはどこですか？」雰囲気。

「うさちゃんはここですよ。元気だし、人懐こくてすぐに飼い主さんが見つかりますよ。」
（私としては、うちででもの気持ちで言ったつもりです。）

その保護委員さんは保護委員らしからぬ感じ。（一般のうさぎ好きの飼い主さんみたいな）

「それにしても、唐突で、事前に連絡があれば、しっかりと事実関係をお話できたのに。お店のほうでしっかりとした飼い主さんを探す気持ちでいましたから。」

はるばる電車に乗って保護しに来たのだなと思い、ちょっと迷惑な話だけれど、うさぎに対しての思いは同じ思いであるし、これから病院にも行くという話だし意固地になる必要はないな・・・と思い、連れ帰ることは容認しました。

しかし、話はここからです。
別件で電話がかかっており、私が席を外し、戻ったときにはすでにタクシーを待たせてあると現場に居合わせた人たちに告げ、何の挨拶もなく帰っていったのです。

「非常識な！」と思いましたよ。
その後、不安が押し寄せてきました。

○保護委員の証明書を見せていただいていない。
○たまたま当日こちらにいたものの、連絡がつかなかったらどうしていたのか？
　（なにも知らずに来られて、敷地内を散策したのであればれっきとした不法侵入です。）
○代表者に挨拶もせず持ち帰るなんて常識外。
○「保護」と言っていたけれど、こちらはしっかり管理しているのに「保護」とは言葉が違うのでは？
・・・あれれ？

BBQに集まったメンバーさんとその話をしている時に、「BOSS、何で追い返さなかったんだよ！！」と叱責も受けました。

ネット上でも有名な協会であるし、しっかりとしているんだろう。そして、動物保護法によって正当であるから、持ち帰ったのであろうと思い込んでしまったのです。あとから考えれば、私の勉強不足。

その後、たまたま友人がその協会に登録していたこともあり、うさぎさんに関しては無事ということで心配はありませんでした。

しかし、協会側から会員さん宛てに届いたメールの内容を見てびっくりですよ！！
「本日、ハウスオブラビットの遺棄うさぎを無事保護しました。」なる内容。

ちょっと待ってくださいよ！
これって名誉毀損じゃないですか！！
それ以外にもまだまだ納得いかない、筋の通らないことだらけ。

○保護に来た方は協会の役員ではなく一般の通報者さんであったこと。
（初めからわかっていれば、お渡ししませんでした。）

ここで、うさぎを捨てた方に声を大にして言いたい。
あなた達がうさぎを捨てたことは、あなた達だけの問題にはならないのですよ。
捨てられたうさぎを心配し保護した身にもなってください。
無責任すぎます。

「なにはともあれ、心配してくださった方々へ・・うさぎさんは無事ですよ。動物病院にて診察時に数匹の寄生虫がいたとのことですが・・健康だそうです。うさぎの命が一番です。ご心配をおかけしました。そしてありがとうございました。」

お久しぶりのBBQ♪

HORメンバーの秋のBBQを開催しました～♪

前回カメラを忘れ、BBQ情報をお伝えできませんでした（ごめんなさ～い）

秋になりすっかり肌寒くなったながとろろ。
栗や胡桃が落ちてます。
紅葉はまだまだ。
つぎのBBQが見頃かな？

今回はたくさん写真を撮ったので一挙公開。

まずは、今回の肉焼人、ちょいワルうさぎおやじさんにながとろろからメッセージ。

広場から覗いて見ましょうか・・・


広場風景1

広場風景2

手前が女の子チーム。
奥は男の子チーム。










きゃ～かわいい♪

こんなところに隠れているつもりなのね。

はずかしがりや？のももちゃん。







通称けだまん。本名はひそかくん。

週末グルーミングルームで待ってるよ♪









手前のマロンちゃんに興味津々のチョビくん。












わ～い。わ～い。

みんないっぱい走ってたね。

あれれ？おめめはどこに？クッキーくん。

なにか考えていそうなしぐさのチョビくん。










やっぱ考えてるチョビくん。












自然の中ではダントツ目立っちゃう、ホワイトカラーの、のんのんちゃん。









でかいぞ！ぽちちゃん。

メタボが気になるが、個人的に好き。

あれれ？ももちゃん、まだそこにいたの？

でておいで。







ちょこん。

よしよし。








あれれ～？
この子は耳が短くって離れてる～。

ね、マロンちゃん。

ひそかくん、名前の通りにひそかですね。












まったり～

自然の中っていいね。









バーチャルではなく、本当の穴掘り。

「誰だ？」

BBQ風景は・・・



メインディッシュは、ちょいワルうさぎおやじさんの指し入れ（私に脅されたと本人は言ってなさるが・・）のビーフの塊。

さ～贅沢にステーキと行きますか！
って誰が切るの？





って、
「なんで肉持って来いって言われて、肉切って、焼きまでやるのさ！！」

ご不満のちょいワルうさぎおやじさん。

右上の方に、次々と焼かれたステーキが贅沢に盛られています。

「美味しかった♪うさぎおやじさん、ありがとう！」

各自が持ち寄った食材がどんどん盛り付けられていきます。


















秋の味覚の代表ですね。

美味しく焼けるかな？

　　　　　　　　　　　↓




ここまではいい感じね。







　　　　　　　　　　　↓



え～

残念。またの機会に。








BBQ風景。


食べる食べる。








焼きチーズは好評。












みんな生き生きして見える。








うさぎと戯れ、うさぎ話に花が咲き、いつの間にやら真っ暗。
ながとろろの夕方はめちゃ冷える。

みんなで火の回りに集まってお餅を食べました。






BBQも終わりに近づいた頃、ながとろろ出身のハーリー君が里帰り。



標準モードだと、お外が真っ暗。

ハーリー、おかえり。
そろそろハーリーのはじめての誕生日だよ。
すくすく健康に育ててもらったね。







お！夜モードでちょっといい感じに写ったかな？

亡きパパ（がっちゃん）もきっと喜んでいるよ。





今回の参加者はうさぎ8匹。
人間18人。

まったりとした時間を過ごしました。
次回11月のBBQにて、ながとろろは春まで閉鎖となります。
お鍋なんていかがでしょうか？

誰だ！うさぎを捨てたのは！！

昨日、店頭での仕事を済ませ、スタッフと共にながとろろへ管理に向かいました。
管理を済ませ鍵をかけ、車に乗り込もうとした時、いつもと違う雰囲気。

「誰だ？！君は！！」

ながとろろには「のらとろろ」と名づけられた、外うさぎがファミリーで暮らしています。
各自テリトリーを持っており、人間とは付かず離れずといった関係を築いています。

もちろん、彼らの巣穴やテリトリーを犯すような事は一切せず、バランス良く日々が過ぎています。

ここで最初にうさ飼いのみなさまにお話しておきます。
ここで暮らす外うさぎは、ペットではありません。同じ土地を共有する生物です。
もともとは、人を怖がり、つねにストレスを抱えていた3匹のうさぎ達を私の管理のもとで自由に暮らしてほしいと考え、3匹のうさぎを徐々に外に慣らして行き、最初のうちはハラハラしながら見届けていました。
その中で、オスの「茶太郎」がBOSSになりました。
メス2匹と茶太郎は、たくさんの子供に恵まれました。
自然の中で暮らし始めて1年以上たった今、しっかりとした各自のテリトリーが出来上がっています。春には春の草花、夏には夏のと、彼らは立派な外うさぎになっています。

しかし、そこで間違えないでほしい。
彼らは、ペットではありません。
だから、ここで暮らしていけるのです。生きていけるのです。

「誰だ?!君は!!」の正体は、野良とろろ軍団ではありません。
なぜなら、私達に擦り寄って怖かったよ～って感じ。
スタッフと抱き上げ、
●爪を見た→爪が切られている。
●匂いを嗅いだ→野生くさくない（野良とろろは最初の3匹以外まったく人に触られた事が無い為、まさに野生動物の匂いがします。）

ここで言っておきます。
ながとろろの外うさぎ達は簡単に外で暮らせるようになったわけではないのです。
当初は管理の下、徐々にたくましくなっていたのです。

数日で淘汰されます。
それは、彼らファミリーのテリトリーであり、テリトリーを犯すものはあんなにかわいらしいうさぎでも、激しく争います。
それに加え、秋を向かえ冬のために他の野生動物も山から下りてきています。
野良とろろ達は、その厳しさを超えて生きてきたのです。
つい最近までペットとして飼育されていたペットうさぎにはこれからの時期、生きて行けないでしょう。

彼を捨てた、しかも、他人の敷地内に捨てた無知識な人に言いたい。

「卑怯です。」

外うさぎ茶太郎ファミリーも不法侵入のうさぎのおかげで、荒々しくなっています。
静かな敷地内に、迷惑な話です。

捨てうさぎを私達には、助ける事は出来ません。
・・・私達はその捨てうさぎに対し一切手をかけないことに決めました。
それは、今後このようなことが二度と無いようにという願からです。